男子校の生徒会長
ついに一人だ。さぁ。クールさん降臨!
ってことで行くぜ!
コンコンとりあえずノックする
「はーい?」声がした。
「失礼します」
私は事務所の中に入る。
「転校してきた三浦千里です。」
「あ、あー。三浦さんね。女の子見るの久しぶりでビックリしちゃったわー」
そういうこの人は勅使河原さん。五十代位のおばさんだ。
「女の子見るの久しぶりって?どーいう?」
「あ、あぁ。それは・・・あなたが一人目の女の子・・・って事なんだけど・・・」
え?え?え?
「あら?知らなかったの?」
「あー。まあ。」
そのとき、聞きなれた声がした。
「三浦さんは来られましたか?」
振り返ると、やっぱり!父さんそっくりな、私のおじさん。
「健二おじさん。」
「おぉ!千里ちゃん。来たのか!」
「どうも。」
「話したいことがあるからこっちおいで。」
そういって、連れてこられたのは理事長室。
「理事長・・・?」
「そうだよ。お父さんから聞かなかった?」
「聞いてたけど、校長かなんかだと思った」
「そうかー。まぁこんな感じだよ。アハハ」
「で、ここ、女子いないんでしょ?」
「うん。その説明しようか。」
「ん。」
「まず、君のクラスはE組ね。一番頭のいいクラス」
「ほかにどんなクラスあんの?」
「AからDまであるよ」
「それは?」
「あー。一般クラスだよ」
「他には?」
「あー。説明ね・・・ここは全寮制で、二人部屋ね。それから、君は初めての女の子だから、生徒会長になってもらうね。それでー。あ、このあとから始業式ね。」
「ねー。勝手に話進めないでくれない?あのさ、私が初めての女子って言ったけどさ、二人部屋?それってどういうこと?」
「そ、それは、そのとおりだよ。うん。お父さんにも話したんだけど。聞かなかったのかな?」
「は?男とおなじへや?」
「うん。」
「・・・」
「いいやつだよ。寮はね、E棟の一番上ね。スイートルームだよ。その階だけはお金持ちしか集まらないからね。じゃあ、始業式で会おうね」
そう言われて、理事長室を追い出された私。
呆然としながら言われた寮に向かう。
「って、ホテルかよ!!」
つい、突っ込みを入れてしまうような寮?というかホテル。
中に入るとやはりホテル。
案内の人がいたから声をかけてみる。
「あの。転校してきた三浦千里です。」
「はい。千里様ですね。お部屋はこちらになります。同室は……一條君ですね。彼なら多分中にいるでしょう。行く時はこちらのエレベーターをお使いください。それから、こちらが寮のパンフレットですね。では。いってらっしゃいませ」
カードキーとパンフレットを渡され、エレベーターに乗せられる。
私はとんでもないところに来たんじゃないかと疑うようなところだ。
エレベーターがついた。
ここって……14階?!
部屋は三つしかない。
どれだ?1401……あった!
カードキーを取り出し、中に入る。
中には……人人人??!
「おい、お前誰だ?」
入ってきた私に声をかける男。
クールにいかなきゃ。
「転校してきた三浦千里。」
「えー!期待してたけどめっちゃ美人じゃん。」
「拓人うるせー。」
「僕は上甲拓人。こんなチャラいの嫌いかな?」
ってことで行くぜ!
コンコンとりあえずノックする
「はーい?」声がした。
「失礼します」
私は事務所の中に入る。
「転校してきた三浦千里です。」
「あ、あー。三浦さんね。女の子見るの久しぶりでビックリしちゃったわー」
そういうこの人は勅使河原さん。五十代位のおばさんだ。
「女の子見るの久しぶりって?どーいう?」
「あ、あぁ。それは・・・あなたが一人目の女の子・・・って事なんだけど・・・」
え?え?え?
「あら?知らなかったの?」
「あー。まあ。」
そのとき、聞きなれた声がした。
「三浦さんは来られましたか?」
振り返ると、やっぱり!父さんそっくりな、私のおじさん。
「健二おじさん。」
「おぉ!千里ちゃん。来たのか!」
「どうも。」
「話したいことがあるからこっちおいで。」
そういって、連れてこられたのは理事長室。
「理事長・・・?」
「そうだよ。お父さんから聞かなかった?」
「聞いてたけど、校長かなんかだと思った」
「そうかー。まぁこんな感じだよ。アハハ」
「で、ここ、女子いないんでしょ?」
「うん。その説明しようか。」
「ん。」
「まず、君のクラスはE組ね。一番頭のいいクラス」
「ほかにどんなクラスあんの?」
「AからDまであるよ」
「それは?」
「あー。一般クラスだよ」
「他には?」
「あー。説明ね・・・ここは全寮制で、二人部屋ね。それから、君は初めての女の子だから、生徒会長になってもらうね。それでー。あ、このあとから始業式ね。」
「ねー。勝手に話進めないでくれない?あのさ、私が初めての女子って言ったけどさ、二人部屋?それってどういうこと?」
「そ、それは、そのとおりだよ。うん。お父さんにも話したんだけど。聞かなかったのかな?」
「は?男とおなじへや?」
「うん。」
「・・・」
「いいやつだよ。寮はね、E棟の一番上ね。スイートルームだよ。その階だけはお金持ちしか集まらないからね。じゃあ、始業式で会おうね」
そう言われて、理事長室を追い出された私。
呆然としながら言われた寮に向かう。
「って、ホテルかよ!!」
つい、突っ込みを入れてしまうような寮?というかホテル。
中に入るとやはりホテル。
案内の人がいたから声をかけてみる。
「あの。転校してきた三浦千里です。」
「はい。千里様ですね。お部屋はこちらになります。同室は……一條君ですね。彼なら多分中にいるでしょう。行く時はこちらのエレベーターをお使いください。それから、こちらが寮のパンフレットですね。では。いってらっしゃいませ」
カードキーとパンフレットを渡され、エレベーターに乗せられる。
私はとんでもないところに来たんじゃないかと疑うようなところだ。
エレベーターがついた。
ここって……14階?!
部屋は三つしかない。
どれだ?1401……あった!
カードキーを取り出し、中に入る。
中には……人人人??!
「おい、お前誰だ?」
入ってきた私に声をかける男。
クールにいかなきゃ。
「転校してきた三浦千里。」
「えー!期待してたけどめっちゃ美人じゃん。」
「拓人うるせー。」
「僕は上甲拓人。こんなチャラいの嫌いかな?」