Candy〜20年越の初恋〜
入学式
真新しい制服で身を包む。
今日から私は中学生だ。
「いってきま〜す!!」
玄関のドアをおもいっきり開けようとすると
「中学生!しっかりね?」
と母に背中をポンッと押された。
背筋がぐっと伸びる。
周りの景色が輝いて見える。
1階のエントランスを抜けると
すでに優奈が待っていて
「おはよ!やっぱ菜摘はかわいいから何着ても似合うね〜」
と褒められた。
私はなんだか恥ずかしくて話をそらしたけど
やっぱり親友に褒めてもらえてすごく嬉しい。
学校に着くまでのほんの何分間
私達は部活どうする?なんて話しをしながら、期待で胸を膨らませていた。
実は‥私達の学校は市の中で1番荒れていると聞いたことがあった。
でも、私は小学6年生で転校してきたから先輩の事は知らないし
優奈もそういう事にはうとかった為、特に気になんてしてなかった。
今日から私は中学生だ。
「いってきま〜す!!」
玄関のドアをおもいっきり開けようとすると
「中学生!しっかりね?」
と母に背中をポンッと押された。
背筋がぐっと伸びる。
周りの景色が輝いて見える。
1階のエントランスを抜けると
すでに優奈が待っていて
「おはよ!やっぱ菜摘はかわいいから何着ても似合うね〜」
と褒められた。
私はなんだか恥ずかしくて話をそらしたけど
やっぱり親友に褒めてもらえてすごく嬉しい。
学校に着くまでのほんの何分間
私達は部活どうする?なんて話しをしながら、期待で胸を膨らませていた。
実は‥私達の学校は市の中で1番荒れていると聞いたことがあった。
でも、私は小学6年生で転校してきたから先輩の事は知らないし
優奈もそういう事にはうとかった為、特に気になんてしてなかった。