スカイ×ブルー
元々名前は伏せてたし、こんなに簡単にバレるわけないはず・・・。
「俺、葵さんの傘下の祐也です! 蝶愛さんよろしくお願いします!」
おい、用件。
「そんなにどうでもいいから早く!」
そう言ったのはあたしじゃなくてトーマ。
「ああ! すいません!
今走りから帰ってきたら、知らない紫っぽい目の男が立っていて。 蝶愛さんにこれをって・・・・」
差し出された綺麗に折られた手紙。
差出人は不明。
中を開けて紙を開く・・・・
「ああ?蝶愛にラブレターなんて許せねぇ」
近寄ってくる来る隼人を殴ってやろうかと思ったが無視した。