スカイ×ブルー



『輝くんって呼んでいい?』


『・・・』

―――――――――


『輝くん、勉強すごいんだってね! 今度教えて?』


『・・・』

―――――――――


『輝くん!』


――――――――


『輝くん!』


飽きずに毎日、毎日輝に話し掛けていた一戸。
そんな声を反対の方の席から毎日聞いていた。

『おい、蓮、アイツ調べてくんない?』

何で飽きず、シカトされ続けながらも輝に話しかける理由が分からなかった。

『りょーかい』

快く快諾してくれた蓮に感謝した。


―――――――――



< 148 / 201 >

この作品をシェア

pagetop