スカイ×ブルー



「俺、着替え二人分取って来るね?」

苦笑し葵くんも一緒に出てっいった。



「二人共、シャワー浴びろよ?」


そう言って蓮パソコンを閉じ何故か出て行き。
よく耳にする着信音が部屋に響き渡る。

「んっ? おおっ!・・・あゆー? ん? 明日ー?」



隼人は女の子からの電話で外に出てしまった。
毎日のようにかかってくる隼人への電話。 どんだけこいつは遊んでいるのだろう。



二人っきりと言う合図ような扉の閉まる音。
その音が聞こえなくなると同時に緊張感も高まる。




暴走の時以上の多大なる緊張感をものにする事は出来ず。
立ち止まるあたしを横に濡れたまま堂々とソファに座る輝。

そんな輝の姿を目で追おうと自然と眉間に皺が寄った。



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