スカイ×ブルー


離され、軽くなった手。

「蝶愛ちゃん・・・・」

聞こえた金髪野郎の声を無視して


私は立ち上がり校内へ入り階段を下りた。




そして人気のない、ロッカーの横で小さくなって泣いた。





恐くて恐くて震えていた。


何度深呼吸しても足がガクガク震えた。


こんな事でビビってんじゃねえよ・・・





< 21 / 201 >

この作品をシェア

pagetop