スカイ×ブルー
あたしに気づいた神道は「おせぇ」と無理難題を呟く。
あたしのペースがあるし、真っ直ぐ来たわ!
「おはよ」
スルーして、歩き出す神道の背中を追った。
マンション前の黒い大きなベンツに、道路側から回り込んで神道は乗り込んだ。
戸惑う暇も要さないうちに、運転席から一人の金髪の男の人が出てきて車のドアを開けて、中に入れてくれた。
「ありがとうございます」
綺麗に染められた金髪ん魅入りながらお礼を言った。
「・・・・・・・・・・・ああ・・・お、おう!!」
金髪さんは、あたしの顔をじっと見て驚くと運転席に駆けて行った。