いじわるハルくん。
嫉妬するハルくん。
あれから何日か経った時、コウキからメールが届いた。
“今度会える?”
という内容だった。
あたしはハルくんがいるから会おうなんて思わなくて、
“ごめん、忙しくて無理かな”
と返しておいた。
次の日いつものようにハルくんを待つため、二人で図書室にいた。
♪-♪-...
あたしの携帯からだ!誰だろう?
「わっ!!」
電話の相手に驚き声が出てしまった。
図書室にいる他の生徒の視線がちょっと痛い...