Smile~小さな幸せ~
なんだっ!弥生だって緊張してんじゃんっ!

「なこはお預かりしますねっ♪」
「よろしくな。こいつ、よくコケるから。」 「はいっ!もちろんです♪じゃぁ!」

弥生は奈恋を引きずって保健室に向かう。

「どーしたのよ、あれ!」
「知らないよ。階段を踏み外したらいきなり前 に出てきただけっ!別に特別な意味はございま せん!」
「へーえ。じゃっ、ヒーローじゃん♪」 「ば、ばか!」
「ま、いぃけど。」

この時から、思っていたよ。
「君のことが好きなんじゃないか」って。
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