由来と山岸君
いじめ
次の日……
由来は、いつも通り学校へ向かった。
怖くなんかない。
由来は、もぅ昨日までの由来では
なかった。
それより、山岸君の事で頭がいっぱい。
由来は、下駄箱で上履きに
履き変えようとした。
上履きの中に、たくさんの画鋲があった。
でも、由来は顔つきを変えず
何もなかったようにゴミ箱へ捨てた。
そして、由来は教室へ入った。
黒板全体に
(死ね、ブス、きもい、最低)などの
愚痴が数えきれないくらい書いてあった
けれど、由来は、見向きもしない。
そして、カバンを置き
教科書を出した。
きっと、教科書に落書きや破られたり
するだろうと予測して
いつもは、置き勉しているところだが
全て持って帰っていたのだ。
「黒板もう少し書けるんじゃないー?」
「おーそぅだねー!」
10人くらいの女子グループが
黒板に書き始めた。
由来は、持ってきていた
ラノベを読む。
これも、一人の時間を過ごす手の一つ。
「ちょっと何すんのよ」
由来は、声のする方へ向いた。
そこには、黒板を消している
川崎君の姿があった。
「俺、こぉいうの好きじゃないなぁ」
笑いながらも消している。
「頑張って書いたのにー。」
女子グルの一人が言った。
「はははー」
川崎君は、端から端まで綺麗に消した。
おかけで、制服にチョークが
たくさんついていた。
由来は、またラノベを読み始めた。
「鈴原おはよう。あいつらのことなんか
気にすんなよ。」
川崎君は、さりげなく由来を励ました。
「あ、ありがとぅ。」
由来は、嬉しい気持ちより
申し訳ない気持ちの方が大きかった。
由来は、後ろからイスを引っ張られる。
読んでた本を取られて
足で踏まれた。
「あんた、どぉいうつもり?」
由来の周りを10人くらいの
女子が囲んだ。
「何のこと?」
由来は、目を泳がせながら言った。
「はぁ?可奈子のことだよ」
女子グルの1人が答えた。
「私、何かした?」
「とぼけてんぢゃねぇよ。人の彼氏取っ
て可奈子に怪我負わせたでしょ?
可奈子が1人で泣いてたんだよ?」
由来は、ため息をついた。
やっぱり、大葉さんのせいだったんだ。
こんな嘘までついて…。
私のことはいいけど
山岸君に対してやったことは許せない
「そんなことしてません。別れたのに
大葉さんは山岸君に付きまとってる。
被害者は、大葉さんでも私でもなく
山岸君。あと、うちは暴力なんて
してないから。」
由来は、全て言い切った。
そして、ラノベを取り返す。
バーン。
女子グルの1人が机を叩いた。
「嘘ついてんぢゃねーぞ、可奈子が
どんな想いしてたのか分かってんの
か?本当のこと言えや。」
そして、由来の髪の毛を引っ張った。
由来は、ため息をついた。
「ふざ、、」
その時………………
「俺の彼女になんか用?皆でいじめる
とか気に食わねぇな。あと、鈴原が
言ってることホントだから。
俺、大葉とはとっくの昔に別れたし
あいつのせいでいい迷惑だよ。」
やっ山岸君…。。
た…助かったぁぁー。
「まじなの?それが本当なら大葉の奴
全部芝居だったってことだよね。」
女子グルの1人が問いかけた。
「あぁ。そぉだな。」
山岸君は、由来の頭に手を当てて
優しくなでた。
「おぃ、大葉のとこ行くぞ。」
「うん。行こ行こ」
女子グループの人達は教室を去った。
「山岸君、ありがとうー、助かったぁ」
由来は、微笑んだ。
「間に合って良かった。」
山岸君も微笑んだ。
「由来…、ごめんね。私最低だよ」
琴乃が由来の前に来た。
「大丈夫だよー」
由来は、琴乃に抱きついた。
「これからは信じるから…。」
琴乃は、責任を感じたのか泣き出した。
「まぁ、終わったことだ。気にすんな」
山岸君が、優しく声をかけた。
由来は、いつも通り学校へ向かった。
怖くなんかない。
由来は、もぅ昨日までの由来では
なかった。
それより、山岸君の事で頭がいっぱい。
由来は、下駄箱で上履きに
履き変えようとした。
上履きの中に、たくさんの画鋲があった。
でも、由来は顔つきを変えず
何もなかったようにゴミ箱へ捨てた。
そして、由来は教室へ入った。
黒板全体に
(死ね、ブス、きもい、最低)などの
愚痴が数えきれないくらい書いてあった
けれど、由来は、見向きもしない。
そして、カバンを置き
教科書を出した。
きっと、教科書に落書きや破られたり
するだろうと予測して
いつもは、置き勉しているところだが
全て持って帰っていたのだ。
「黒板もう少し書けるんじゃないー?」
「おーそぅだねー!」
10人くらいの女子グループが
黒板に書き始めた。
由来は、持ってきていた
ラノベを読む。
これも、一人の時間を過ごす手の一つ。
「ちょっと何すんのよ」
由来は、声のする方へ向いた。
そこには、黒板を消している
川崎君の姿があった。
「俺、こぉいうの好きじゃないなぁ」
笑いながらも消している。
「頑張って書いたのにー。」
女子グルの一人が言った。
「はははー」
川崎君は、端から端まで綺麗に消した。
おかけで、制服にチョークが
たくさんついていた。
由来は、またラノベを読み始めた。
「鈴原おはよう。あいつらのことなんか
気にすんなよ。」
川崎君は、さりげなく由来を励ました。
「あ、ありがとぅ。」
由来は、嬉しい気持ちより
申し訳ない気持ちの方が大きかった。
由来は、後ろからイスを引っ張られる。
読んでた本を取られて
足で踏まれた。
「あんた、どぉいうつもり?」
由来の周りを10人くらいの
女子が囲んだ。
「何のこと?」
由来は、目を泳がせながら言った。
「はぁ?可奈子のことだよ」
女子グルの1人が答えた。
「私、何かした?」
「とぼけてんぢゃねぇよ。人の彼氏取っ
て可奈子に怪我負わせたでしょ?
可奈子が1人で泣いてたんだよ?」
由来は、ため息をついた。
やっぱり、大葉さんのせいだったんだ。
こんな嘘までついて…。
私のことはいいけど
山岸君に対してやったことは許せない
「そんなことしてません。別れたのに
大葉さんは山岸君に付きまとってる。
被害者は、大葉さんでも私でもなく
山岸君。あと、うちは暴力なんて
してないから。」
由来は、全て言い切った。
そして、ラノベを取り返す。
バーン。
女子グルの1人が机を叩いた。
「嘘ついてんぢゃねーぞ、可奈子が
どんな想いしてたのか分かってんの
か?本当のこと言えや。」
そして、由来の髪の毛を引っ張った。
由来は、ため息をついた。
「ふざ、、」
その時………………
「俺の彼女になんか用?皆でいじめる
とか気に食わねぇな。あと、鈴原が
言ってることホントだから。
俺、大葉とはとっくの昔に別れたし
あいつのせいでいい迷惑だよ。」
やっ山岸君…。。
た…助かったぁぁー。
「まじなの?それが本当なら大葉の奴
全部芝居だったってことだよね。」
女子グルの1人が問いかけた。
「あぁ。そぉだな。」
山岸君は、由来の頭に手を当てて
優しくなでた。
「おぃ、大葉のとこ行くぞ。」
「うん。行こ行こ」
女子グループの人達は教室を去った。
「山岸君、ありがとうー、助かったぁ」
由来は、微笑んだ。
「間に合って良かった。」
山岸君も微笑んだ。
「由来…、ごめんね。私最低だよ」
琴乃が由来の前に来た。
「大丈夫だよー」
由来は、琴乃に抱きついた。
「これからは信じるから…。」
琴乃は、責任を感じたのか泣き出した。
「まぁ、終わったことだ。気にすんな」
山岸君が、優しく声をかけた。