Cats*Girl
「どこにも誘ってなんかいない。」


「違う。」


登坂は私から体を離した。


私はホッとした。


しかしそれは一瞬だった。


ぐるんと景色が変わった。


「!?」


私の視界に広がるのは登坂と天井?


それに背中に感じるのは寝るときのベッドの柔らかさ?


「…誘ったのお前だから。」


「だから誘ってなんかいな…っ!」


私は太ももに違和感を感じた。


なにかが、私の太ももを上下する。


「ひゃっ…っあ…。」


それはとってもくすぐったい。










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