会えないとき
優花は2人分のアイスを持ってくると
赤坂に一つを渡した
「これ美味しいんだよー!」
優花は一口食べるとそう言って微笑んだ
赤坂も優花に続けて一口食べると
「ん、これ美味しいね!」
と思わず反応してしまった
2人はしばらくの間、アイスを食べながら
学校、友達などの話をし次第に2人はアイスを
完食した
「ね?美味しかったでしょ」
優花は勝ち誇ったような顔で赤坂にそう訪ねた
「うん!優花の言うとおりだった」
赤坂は少し微笑み顔を軽く掻いた
「それより、今何時?」
赤坂は話をそらすように優花に聞いた
「んーと、19時だよ」
赤坂は優花の返答を聞いて少し考えこんだ
「もう家に帰らない?ゲームセンターは明日にしよ?」
優花はそれに対してすぐに返答した
「うん!いいよ!亮といれるなら…」
「ん?俺がどうかした?」
優花は言いかけて、中断した
「家までおくってくよ」
赤坂は店を出て優花にそう告げると優花の頭て撫でながら
「今日は楽しかったよ」
「うちも、楽しかった」
優花が少し照れながら返すと
「ね、少し目瞑ってて?」
と赤坂は優花に話す
「え?なして?」
「いいから、ちょっとね?」
「うん、わかった」
優花が静かに目瞑った
そして赤坂は目を瞑ったままの優花を抱きしめた