どうしても、伝えなきゃいけない事があるんだ。


は、はぁ。


びっくり、したぁ…。

本当に、歩けないんだ…。

ちょうどそのとき、ドアの開く音がした。

「ミイ!? どうしたの!?」

「あ…お母さん…。えと、運動しようと思って…。」

「いきなりそんなことしちゃだめよ!

ちゃんとリハビリすれば

生活できるようになるんだって

先生も言ってたのよ!」

そういいながらベッドに戻る

手助けをしてくれる。


「ごめんなさい。」

私もこんなことになるなんて思ってなくて。

「焦らないで頑張りましょう。ね?」

「うん。」

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