キミが、好きです ~茜色の空の下~







―――……



「わ~可愛い!!」



ショーウィンドウに並べられた服。



どれも、すごい可愛い。







そのお店を通り過ぎようとすると、



叶多くんに腕を掴まれた。



「こころ、見なくていいの?」


「え……あ、みてもいい?」


「だって、俺が選ぶんでしょ?」


あっ……そーだった!



少し楽しそうな叶多くんが笑って言ったから



あたしも笑って『うん!』と答えた。

























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