キミが、好きです ~茜色の空の下~




□□□□□


翌日…―――。
朝、教室に着くと、


叶多くんがあたしのところに来た。



「こころ、昨日は…「気にしないで」



本当は、もう我慢できないかもしれない。








莉歩さんに妬いちゃうんだもん……。





こんな嫉妬の塊のあたし、


叶多くんに釣り合う…?




「あのさ、HR終わったら。ちょっと……屋上行かね?」



1限の時間、サボるってことか……。




特に断る理由がないから、



あたしはうなずいた。












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