キミが、好きです ~茜色の空の下~
「叶多、莉歩ちゃん。
本当に…ごめんなさいね。
なるべく早くから、準備しておきなさい」
こころ…………。
俺は、こころともう話せねぇの?
あの笑顔を見れねぇの?
俺がいない間に、
他の男と仲良くなるとか、
我慢できねぇよ……っ。
だけど、仕方ねぇんだよな?
だったら………俺は……………………。
1ヶ月後に、俺は………。
莉歩とのことは、もう言わねぇよ。
拓と話したことは、忘れる。