キミが、好きです ~茜色の空の下~
「チッ……何よ。
分かってるわよ、そんなの。
……もー、いいわ。
直に、別れるんだから」
3人の先輩のうち1人の先輩が、
頭に怒りマークをつけているくらい怒りながら、
先輩たちはどこかにいった。
「ココ、ありがとうね」
目に涙を溜めた美咲。
あたしは、ソッと抱き締めた。
「も、もぉココってば~……」
「もっと、早く助けてあげられれば良かったね、ごめん……」
美咲の腫れた左頬。
すごい、痛そう………。