キミが、好きです ~茜色の空の下~
―――………そのあとのあたしは、
生きているのか、よく分からなくて。
まるで、脱け殻だった。
そして、溢れた疑問。
叶多くんはあたしのことが嫌いになったから、
別れるって言ったの?
『無理』って何?
『こころが、好きです』
―――その言葉は嘘だったの?
その気持ち、言葉だけは
信じたいのに………。
どれも、叶多くんがいてくれなきゃ
解決できないんだよ……?
会いたいよ、叶多くん―――――――。