キミが、好きです ~茜色の空の下~
□それぞれの気持ち
+++こころside+++
先生に頼まれ、
集めたノートを職員室まで
運んでいる。
………南くんのことが、
頭から離れないよ。
やっぱ、好きになっちゃったのかな。
一目惚れだったのかな?
……それすら、分かんない。
でも分かるのは、南くんを目で追っちゃうこと。
南くんにドキドキしちゃうこと。
――――ゴンッ!
「いたた……」
ボーッとしてたからか、壁に突撃した。
お陰で、ノートは散らばるし。