キミが、好きです ~茜色の空の下~






「手、繋いでたじゃん…」




「莉歩は、寂しがり屋なんだ。
莉歩が『昔みたいに繋ご』っつったから」




そんなの………。




「ただの、ワガママじゃん!」



南くんは、驚いたのか


目を見開いた。










違う……。


こんなことが、言いたいんじゃない。



こんなの――――、


ただの嫉妬じゃん………。










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