キミが、好きです ~茜色の空の下~







「……ん?アレって、入江先輩じゃない?」





スタートの位置で、準備をしている



茶髪の男の先輩。




「えッ!?………あっ本当だ!

もう、200メートル始まっちゃうじゃん…!
ココ、前行こう!!」



「うん、そーだねっ」





前に行かなきゃと、慌てる美咲。





……あたしなんかより、


“恋する乙女”って感じじゃんか……。








競技が終わったら、

仕返ししよっかな~……。












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