キミが、好きです ~茜色の空の下~
□□□□□
「わーん……どうしよ…」
朝目覚めると、部屋は服が散乱していた。
昨日の夜に、服は決めたけど。
片付けなかったからなぁ~………。
「わぁっ、おねーちゃんオシャレだねぇ!」
いつの間にか部屋に入ってきていた、
小1の妹・ゆめ。
「もぉ、ゆめ……勝手に入ってこないのー!」
「あっ、さっきねー?
カッコいいお兄ちゃんがピンポンしに来たから、リビングに上げといたよ?」
え?
り、リビング…??