キミが、好きです ~茜色の空の下~








そして、もう一度リビングに戻った。



いつの間にか、




ゆめと叶多くんは、仲良くなっている。







「叶多くん、お待たせ。ゆめ、準備できた?」




両親が共働きの家は、



土、日に仕事が入っていると



ゆめは学童に行くことになっている。





「準備できたよーっ」



駅に行く途中に


学童はあるから、今日は送るんだ。







「ゆめ、叶多くんと手繋いで行くー」

「ははっ、いーよ」



ゆめは、小1のくせに











……かなり、ませている。





あたしを敵対視してるかのように。









さすがに、妹には妬かないけどね。




















< 97 / 260 >

この作品をシェア

pagetop