ナナイロのキセキ
「よかった。安心しました。
もし迷惑じゃなければ、来週、また会ってくれませんか。」
シンプルな内容だったけれど、読んだ瞬間、ドキン、と胸がはずんだ。
(また会いたいって、思ってくれてるんだ・・・。うれしい。)
思わず頬がゆるみ、ひとりでにまにましてしまう。
(確か来週も早番だったから・・・。)
そのままスマホの指を滑らせ、返事の文章を作成していく。
「はい。来週も水曜日は早番なので、今日と同じくらいに行けます。楽しみにしています。」
(・・・っと・・・。)
今度はあまり考え込まずに勢いで返事を書くと、読み返さずにそのまま送信ボタンを押す。
うれしすぎて、舞い上がっているのかもしれない。
その後の何度かの確認メールも、お互いにスラスラと交わしていく。
(楽しみだな・・・。)
坂下さんからのメールを、何度も読み返す。
胸に、何かあたたかいものを感じる。
それは、ドキドキだけじゃなくて、安心感に似たあたたかいもの。
(早く水曜日がきますように。)
願いながら、スマホをやさしく胸に抱いた。
もし迷惑じゃなければ、来週、また会ってくれませんか。」
シンプルな内容だったけれど、読んだ瞬間、ドキン、と胸がはずんだ。
(また会いたいって、思ってくれてるんだ・・・。うれしい。)
思わず頬がゆるみ、ひとりでにまにましてしまう。
(確か来週も早番だったから・・・。)
そのままスマホの指を滑らせ、返事の文章を作成していく。
「はい。来週も水曜日は早番なので、今日と同じくらいに行けます。楽しみにしています。」
(・・・っと・・・。)
今度はあまり考え込まずに勢いで返事を書くと、読み返さずにそのまま送信ボタンを押す。
うれしすぎて、舞い上がっているのかもしれない。
その後の何度かの確認メールも、お互いにスラスラと交わしていく。
(楽しみだな・・・。)
坂下さんからのメールを、何度も読み返す。
胸に、何かあたたかいものを感じる。
それは、ドキドキだけじゃなくて、安心感に似たあたたかいもの。
(早く水曜日がきますように。)
願いながら、スマホをやさしく胸に抱いた。