ナナイロのキセキ
やっぱり、坂下さんは大人だ。
私は自分のことばかりで、自分の気持ちのことしか
考えていなかった。
(子どもじゃないなんて言って・・・私、まだまだ
子どもだな・・・。)
自分が恥ずかしくなって、私はなんとなくうつむいてしまう。
そんな私の頬に、坂下さんはそっと触れる。
「永遠の別れじゃないしね。」
「・・・そう、ですよね。」
「うん。」
「・・・。」
「・・・なんて言っておきながら・・・これくらいは許してもらおうかな。」
そう言った坂下さんは甘く微笑むと、私にやさしくキスをした。
私は自分のことばかりで、自分の気持ちのことしか
考えていなかった。
(子どもじゃないなんて言って・・・私、まだまだ
子どもだな・・・。)
自分が恥ずかしくなって、私はなんとなくうつむいてしまう。
そんな私の頬に、坂下さんはそっと触れる。
「永遠の別れじゃないしね。」
「・・・そう、ですよね。」
「うん。」
「・・・。」
「・・・なんて言っておきながら・・・これくらいは許してもらおうかな。」
そう言った坂下さんは甘く微笑むと、私にやさしくキスをした。