【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!





ただただ、由佳ちゃんと実果ちゃんが戻るのを待つ。


「あ、あのさ、プレゼントって、
1000円以内で良かったよね?」


と沈黙を破ったのは拓海。


「う、うん…いいよ!」


「俺700円だから、ちょっと心配でさ」


「あ、あたしも700円だから」


「お前らは?」



ちょっと拓海に感謝しないと…



さっきまで居辛かった空気が
拓海のおかげで楽しいモノを含んだ空気へと変わった。



「俺は650円弱かな」


と千里。


一緒に買いに行ったのに
何を買ったかは覚えてない…




バレないか心配でそれどころじゃなかった。




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