【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!




「あ、そうだ!由佳ね、
クッキー作ってきた!」


そう言って由佳ちゃんは
カバンからクッキーを取り出した。


「あ、望未ちゃん、お皿借りていい?」


「あ、うん!待ってて!」


あたしはそう言って、
立ち上がり、キッチンへと足を進めた。


そして、少し大きめのお皿をもって、
部屋に戻って、由佳ちゃんに渡した。


「ありがと!」


そう言って笑って受け取り、
クッキーをそのお皿に入れ机の上に置いてくれた。


「食べてね!」


「腹壊したくねえー」


と拓海は失礼なことを言っている。



「んじゃ、食べなくていいよ!」


「悪い悪い。お!美味い!」



拓海はそう言ってクッキーを頬張った。





< 105 / 443 >

この作品をシェア

pagetop