【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!




あたしの胸は恐怖と不安で
不規則に動き出す。



「あの…堤くん…」


「ん?何?」


「堤くんは…あたしのこと………」


「好きだよ」



“あたしのこと好きなの?”


と聞こうとした声を遮られ告白されてしまった。



「……な、なんで…」


「なんで?変な質問するね?」


「変じゃないでしょ…?」


「そうだね。一目惚れだよ」



そう言ってニヤリと笑う堤くん。



こ、怖いっ………




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