【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
千里だから。
大切な千里だったから
感じた安心。
もう不安にさせない。
「ごめんね?千里………
嫉妬してくれて嬉しかった…」
「もういい。お前からキスしたら許してやる」
と左側の口角をクイッとあげて
わらった。
こ、この笑い………
いつもの千里だっ!!
イジワルな千里の笑顔だ。
甘えた千里はちょっと可愛いって思ったのに、
元に戻っちゃった!
「……〜っ」
「のーぞーみー」
俯いたあたしの顔を覗きこむ千里…
「わ、わかった!」
あたしは少し自棄になって、
千里にキスをした………
千里はもっとってねだったけど
あたしは自分の部屋へと逃げた。