【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!




みんな嵐のように去っていった。


「はあ…」


あたしは千里の事が気がかりで
ため息をつきながら、千里に背を向け教室を出た。



千里はさすがで、
女の子に囲まれていた。



少し、胸が痛みつつも、
何も言えず、あたしは家へと帰った。


家に帰ってから、
あたしは那月くんから
受け取ったアドレスを登録した。


それでも、なんでか、
メールを送ることが出来ない。


心のどこかで千里の事が気になっているんだ。



自分で思っている以上に千里を想っている。




だからキスもあたしからは出来ないんだ………




千里だから……



ドキドキしちゃうから………




< 163 / 443 >

この作品をシェア

pagetop