【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
「じゃあ食べよっか。」
「うん…!」
そしてあたしたちもようやくお昼を食べ始めた。
* * *
「ごちそうさまー」
あたしが食べ終わった頃にはもう、
学食はほとんど人は居なかった。
高校に入って11ヶ月がたったけど、
初めて学食に来たから
すごく新鮮だった。
「んじゃオレ帰るなー」
そう言って拓海は席を立ち
お盆を返して学食を出て行った。
「ん!美味しかった!ごちそうさま!」
実果ちゃんはそう笑って手を合わせていた。
「あたしも今度学食にしようかな?」
「いいと思うよ!すごく美味しかったから!」
そんな話をしてあたしたちも学食を出た。