【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
「おはよう!実果ちゃん、望未ちゃん」
「おす…!」
那月くん、千里の順番に
挨拶をしてクラスの話になった。
話を聞いていると、
まさかの、千里だけC組だとわかった。
…チラッと千里の方を見ると、
目が合った。
「……っ!」
あたしはさっき、
真っ先に千里の名前を探していた事を思い出し、
思わず千里から目を逸らしてしまった。
ちょっと悪いかな…?
なんて思うけど思うだけで
また千里を見るなんて出来なかった。
「じゃあ千里ばーい!」
と拓海は少し意地悪っぽくいい、
B組に入った。
それに続くように那月くんも、実果ちゃんも
教室に入ってった。