【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
女の子の視線がというより、
絶対にいじめられる!
だって、千里は人気だし、
みんなに笑顔向けていて、絶対嫌われないヤツ。
あたしと付き合ってるなんて
知られたら千里が……
そして、こんなことを考えていたからか
全く時間が進んでいることに
気づかず放課後になっていたことを
実果ちゃんに知らされた。
「のんちゃん今日は上の空だね?
大丈夫??」
「え?あ、うん!ごめん」
「私、クラブ行くね?」
そう言っていつものように
教室を出て行く実果ちゃん。
「よし!オレらも部活行くかな!」
と拓海が声を張ると同時に
那月くんも拓海について行った。