【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
「あたし、堤くんの事好きだよ?
だけど、それは恋愛じゃないの……」
………望未…
「あたしは千里の事がとっても大事なの。
大切なの……それは半端な気持ちとかじゃ無くて…
本気で……」
うわっ……
アイツのこんな本音初めて聞いた……
ちょっとこれ照れる……
俺はあまりにも恥ずかしくて
手の甲で口元を押さえた。
「…でも、初めは、同居しだした頃は、
ほんとにただイジワルで、ヘンタイで
ウザくて………」
っ!アイツ俺がいないと思って
言いたい放題っ!!
「だけど…」
そう声を張った望未の声に耳を傾けた。