【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!





「あ、うん!それいいね!
拓海くんもきっと喜ぶね!」


実果ちゃんは躊躇なく笑顔でオッケーしてくれた。



「そうなったら、いろいろ準備しないと!」


あたしが気合いを入れると、
実果ちゃんは、



「まだ、気が早いよ」と言ってクスクス笑った。



「また日時決めようね!」



とあたしが言ったと同時に、
お昼休みの終わりを知らせるチャイムがなった。



―――キーンコーンカーンコーン……



「席に戻るね?」



そう言って実果ちゃんは戻っていった。



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