【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
お風呂から出てきた千里は
とっても明るくて、ちょっと安心した。
そして、夕飯を2人で食べた。
「うめー!」
「よかったあ!あ、ちなみに、
カレー余ってるからまた明日の夕飯にでも…
あ、明日休みだから、昼にでも」
「なんか、楽しそうだな?望未!」
「そうかな?でも、千里とご飯食べるの
いつも楽しいんだよ?」
「…っ」
あたしの言葉に目を見開いた千里が
照れ隠しなのかなんなのか、
話を逸らした。
「な、なあ!明日買い物でも行くか?」
「え!?」
「嫌か?」
「ううん!とんでもない!
行きたいっ!!行く行く!」
「じゃあ決まりだな!」
やった!
久々のデートだっ!
…なんだか、最近千里と居ることが当たり前になってて、
素直に気持ちが言えるようになった気がする。