【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!




「ちょっと…頭痛くてさ…」


「え?大丈夫??」


あたしは後ろを振り返り千里の様子を見た。


肩で息をしていて辛そうにする千里。


…ど、どうすれば…



「あ!千里っ!!」



千里の体は力なく倒れそうになるのをあたしは支えた。



その時におでこに触れてみると
すごく熱くて…



「あっつ!熱あるじゃん!」



あたしはテンパってしまった。


それでも、あたしのベッドに
千里を寝かせた。


あ!そうだ!そういえば那月くん家、
クリニックだって言ってた!


あたしはそう思い、夜中だというのに那月くんに
始めて電話をかけた。



< 207 / 443 >

この作品をシェア

pagetop