【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
翌日の朝、
あたしは早起きをしてあたしの部屋で寝ている
千里の様子を見に行った。
少し汗をかいているみたいだけど
夜よりは大丈夫みたい。
「……ん」
「あ、千里?大丈夫?」
「…望未…?」
「熱あったみたい…お粥とか食べられそう?
食べられそうなら食べて、薬のもう?」
あたしはそう言って、
起き上がろうとする千里の背中を支えて起こしてあげた。
「…ありがとな…それと、
悪い……」
「ん?」
「出かけられなくなったな…」
「…ううんいいの。千里の……傍にいたいから」
あたし、何言ってんの……
恥ずかしい………
あたしも熱でやられちゃった??
「…ありがとな…俺もお前と居たいよ」
「…千里…ちゃんとあたし傍にいるから」
そう言って自分から千里を抱きしめた。