【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
「まぁとにかく、あたしたちのクラスが
総合優勝出来るようにがんばってね?」
と拓海たちに言った時チャイムが鳴った。
―――キーンコーンカーンコーン……
「あ、やべ!集まらないと!」
と、拓海たちは走ってグラウンドへ
向かっていった。
そして、あたしと千里は校門前に
取り残された。
「…じゃ、俺らも行くか?」
「そ、そうだね?じゃあいこう…!」
あたしたちは体育委員が集まる場所、
グラウンドの隅にある体育祭受付に向かった。