【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
「マーキングしたもん゛?あ゛?
可愛く言ってんじゃないよ!
明日海行くのにっ!!」
あたしはそう言って千里の胸をポカポカと叩いた。
「はいはいごめんごめん」
千里は、あたしの頭を寄せて撫でてくれた。
「……もー水着着たいのに…」
「大丈夫だって。俺のって言う印だから、それ!」
そう言いながら、あたしの首元を
人差し指で触った。
“俺のって言う印だから”
……っ
「な、何言ってん、の……」
あたしの顔多分真っ赤。
「望未…」
「………んっ」
名前を呼ばれたと思ったら
唇を塞がれた。