【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!





「余裕なわけ無いだろ…?自制すんの、
苦労してんだかんな……」


「え?」



余裕なわけ無いだろの後がほとんど聞こえなかった……




「………千里……?」



観覧車から外を見てあたしから目を逸らす千里。



ていうか余裕じゃないの……?

あんなすごいセリフをさらっといったコイツが!?



「お前、俺の今の気持ち読み取れるか…?」


「へ?何急に……!」


「俺は…分かるよ?お前の思ってること。」


「え?」



「余裕じゃないの?あんなセリフ言ったコイツが…
とでも思ってんだろ?」



………ドキッ!!!


合ってるし………!



「……なんで……」



「分かるよ。俺お前をどれだけ見てきたと思ってる?
俺ずっとお前のこと見てるし、思ってるから。」




……………なによそれ………



キュンとしちゃったじゃん……!




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