【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!




注文をしたものが来るまでもずっと、
家族で話をしていた。



今まで隠してきたこと、

今まで話せなかったこと、



全てを話せて千里はとてもスッキリしたようだった。





あたしはこの3人を見て、

家族って本当に凄いものだと感じた。



キズナってほんとすごいよね……



「…望未?何泣いてんだ?」


「ふぇ?」



あたしは千里にそう指摘されて、
目を押さえると濡れていた。



「……ちょっと、家族のキズナを感じちゃって…」



あたしは涙を無造作に拭き、
笑ってそう言った。



< 359 / 443 >

この作品をシェア

pagetop