【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
「……どうした…の?千里……?」
「…別に…なんでもねぇよ。」
そう言って席に戻ってしまった千里…
「なんだったの?今の……?」
「……嫉妬したんじゃないの?」
「え?」
「堤くんがおはようって言ったことに」
はあ!?そんなことで!?
「あー今、そんなことで!?とか思ったでしょ?
ダメだよ!?男の子は1つの挨拶でも
妬いちゃうんだから!」
と実果ちゃんにあたしの
思っていることを悟られてしまった。
「……そ、うなんだ。でも、あんな千里…始めてみたかも。
挨拶だけで妬く千里なんて…」
「今まで我慢してたんじゃないの?」
「我慢?」
「強がってた、とか?」