【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!




「下ろすぞ?」


「うん。」



家の前に着いたとき
千里の背中からあたしは下りた。



「……千里?」


「ん?」



「おかえりなさい!!」



あたしは自分から千里にキスをした。



「……っ!そんなことすると
止まんないけどいいの?」



千里の目はイジワルな目になった。


全く変わらない千里。



「……いいよ?止まんなくてもっ」



あたしはそう言った。



千里はあたしをお姫様抱っこして
あたしの部屋へ…連れて行った。




「……望未……」



「千里……」




あたしたちは4年分のキスをした。



深く、甘く………




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