【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
「……っ!ほ、ほんと…に?」
「ああ。泉 望未になってくれる?」
…………
「………っ」
あたしは嬉しすぎて言葉が出なかった。
だから精一杯頷いて
千里に伝えた。
「…ははありがとう」
千里はあたしに近づき、立ったまま、
ベッドに座っているあたしを優しく包んだ。
「………愛してるよ。望未?」
「あたし………だって………」
イジワルでヘンタイだけど。
君と過ごした時間は素敵すぎた。
これからは(仮)じゃなくて、
ずっと永遠に一緒に暮らそうね?
“愛しているから。”
END