【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!




「そ、そうだったね!」


「うん。」


あたしのバカ。


沈黙しちゃった………


「疲れてるよな…望未。」


「え?」


「俺が突然ここに住むってなって……」


千里……?


「だ、大丈夫だよ…
確かに疲れるけど、こうして、
夕飯作ってくれたじゃん!」


あたしは何を言ってるんだろ。


千里はこんな言葉求めていたわけじゃないはず。



こんなことしか言えなくてごめん。
千里。


「ふっ…望未、必死すぎ。」


そう言ってケラケラ笑う。


千里が笑っていれば大丈夫だよね!



あたしは安心を取り戻した。



< 58 / 443 >

この作品をシェア

pagetop