【完】イジワルな君と同棲(仮)中っ!
「フレンチトースト…」
「嫌いか?」
「いや…嫌いじゃない」
というか、こんな手の込んだものを
チャチャっと作れるのがすごいと感心した。
特に料理の才能がないあたしにとっては
豪華な朝ごはん。
千里がいてよかったと思うんだけど…
やっぱりね?
昨日の“アレ”を思い出すともう……
———『でも、俺は嫌だった。
邪魔されたって思ったよ。』
あの後のおでこのキスとかね…
千里は慣れてる。
そういうことをした女性が
———居たんだろうか……