不器用ショコラ【短編】
いつのまにか、2月にはいってた。零斗がいないと、全然面白くない……
「おい、凜華っ……何?俺なんかした?」
「何もしてない。」
「じゃあ、なんで避けてんの?」
「別にっ、避けてないっ」
「は?だって、目あわせてねーじゃん。」
「そっちの勘違いっ!!……グスンッ」
「……泣くほど嫌?……ごめんな。もう話しかけないから。」
……馬鹿っ馬鹿っ……意味わかんないっ……のはこっちの方か……
こんなはずじゃなかった……