涙声 ~生きる意味~
「え、友達じゃないの?」
「…私に友達何かいないよ。」
いなくても大丈夫だから。
私がそう言うと涙神さんは、
「はぁ?なに言ってんの?
俺と友達じゃん!」
「あ、そうだっけ?」
「もしかして忘れてた?
うわぁ、ひどいわ~ 傷つくわ~…」
「嘘ですよ、ちゃんと覚えてましたよ。」
「そんなこと言って忘れてただろ~?
もう涙神さんの傷ついた心は癒されませんー。」
「…ぷっ!なんですかそれ…。」
涙神さん子供みたい。
「…やっと笑ったな。」