初恋のつづき 〜もう一度君と〜
だけど、今は

静かに笑うだけ。笑い方が変わった。
とも言うんだろうな。

りっちゃんは少し悲しそうな顔をした後

「陽くん。今日、気付いたと思うけど
美沙ね。病気なのよ。筋肉がどんどん 減っていって、呼吸もできなくなるか
もしれないの。」

「え?」
思わず聞き返してしまった。

美沙は、起きられないかもしれない。とは言ってたけど、息ができなくなる。なんて一言も言わなかった。
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